【実証済】子どもの睡眠時間を解決する5つの方法

子どもの睡眠時間、足りてる?―米国睡眠医学会から指針

子どもの健やかな成長と発達には、十分な睡眠が必要です。

夜寝るのが遅くて、朝起きるのも遅いから、朝の支度なんかバタバタしますよね?

睡眠は大切な習慣です。と分かっていてもなかなかできません。新生児の育児はとにかく寝不足との闘いです。

現代社会では、子どもの生活リズムが夜型化し、睡眠時間が不足していることが問題視されています。

日本小児保健協会が行った調査によると、1歳6か月児から5-6歳児までのすべてにおいて22時以降に就寝する割合が増加しており、睡眠不足は学力や体力、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

では、子どもの睡眠時間はどれくらい必要なのでしょうか。

米国睡眠医学会(AASM)は、4カ月から18歳までの子どもの睡眠時間に関する指針を発表しました。

それによると、1歳未満の幼児は「12~16時間」、小学生は「9~12時間」が推奨されています。

ぽんこつ
ぽんこつ

この睡眠時間が足りてる子っているのかな?

この指針は、これまでに報告されている研究データに基づいて作成されたもので、子どもの年齢や個人差に応じて適宜調整する必要があります。

子どもの睡眠時間を確保する方法5つの方法

では、子どもの睡眠時間を確保するためには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、子どもの睡眠時間を解決する5つの方法を紹介します。

定期的な生活リズムを作る

子どもは体内時計が不安定なため、定期的な生活リズムを作ることが重要です。毎日同じ時間に起きて寝るようにしましょう。

また、昼間は十分な日光を浴びて活動的に過ごし、夜は暗く静かな環境でリラックスすることで、体内時計を整えることができます。

我が家では遅くとも10時に寝ることを習慣づけました。始めのうちはなかなか難しかったですが、ひと月と経たないうちに、9時には寝るようになりました。

就寝前の刺激を避ける

就寝前にテレビやスマートフォンなどの画面を見たり、興奮したりすると、脳が覚醒状態になり、入眠が困難になります。

就寝前1~2時間は画面から離れて静かな活動をしましょう。読書や音楽鑑賞などがおすすめです。

小さい子には寝る前の絵本の読み聞かせなどがいいかもしれませんね。

YouTubeなんか見させた日には全く寝なくなります。寝る前のYouTubeは、原則禁止にしました。

適度な運動をする

運動は睡眠の質と量に良い影響を与えます。運動は体温を上げ、その後に下がることで入眠を促します。

また、運動はストレスや不安を軽減し、リラックス効果もあります。ただし、就寝前の運動は逆効果になることもあるので、注意が必要です。

運動は就寝前3~4時間以内には行わないようにしましょう。はしゃぎすぎるとかえって寝なくなります。

快適な寝具と寝室を用意する

快適な寝具と寝室は睡眠の質を高めるために欠かせません。寝具は清潔で柔らかく、体温調節ができるものを選びましょう。寝室は暗く静かで涼しいことが理想です。

温度は約18~20度が適切です。また、寝室は睡眠と性行為以外の目的に使わないようにしましょう。

寝室で勉強や仕事をしたり、テレビやゲームをしたりすると、脳が寝室を覚醒の場所と認識してしまい、睡眠に悪影響を及ぼします。

睡眠の問題に気づいたら専門家に相談する

子どもの睡眠の問題は、単なる習慣ではなく、睡眠障害やその他の病気の可能性もあります。睡眠障害は、睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害など様々な種類があります。

これらの睡眠障害は、治療が必要な場合があります。また、睡眠不足は、アレルギーや喘息などの病気や、うつ病や不安障害などの精神的な問題と関連していることもあります。

子どもの睡眠の問題に気づいたら、小児科医や睡眠専門医に相談しましょう。

終わりに

以上が、子どもの睡眠時間を解決する5つの方法です。

子どもの睡眠は、成長と発達に大きく影響します。

子どもの健康と幸せのために、規則正しい生活リズムと良好な睡眠習慣を心がけましょう。

このブログ記事がお役に立てれば幸いです。コメントやシェアもお待ちしています。

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